ニートにおすすめなバイト4選【プロが厳選】
ニートの私でも就職できた方法とは?
ニート期間が2,3年と長く続くと、
☑ 次のバイトはうまくいくんだろうか…
☑ バイトが続く自信がない
☑ 面接で空白期間や志望動機をどう答えたらいいんだろう
☑ 自分に合ったバイト先はどんなところだろう
と不安になってしまいます。そんな時は、バイト選びが重要。無理せず働くことのできるバイトとはどういうものか、女性でもできるバイトはどういうものがあるかを抑える必要があります。
私も過去に2年ほどニート期間があり、その中でバイトや派遣も繰り返してきました。私と同じ悩みを抱えている方は非常に多いと思います。
そんな悩みを解決するために、国家資格を持ったプロのキャリアコンサルタントに直接アドバイスを聞いてきましたので、私の経験も踏まえて少しでもお役に立てると嬉しいです。
ニートの私にもできそうな続けられるバイトの選び方
バイトに対してのやる気はある。けれども前働いていたバイト先では、極度のあがり症のため接客中にミスをしてしまい、頭が真っ白になってお客さんを困らせてしまって辞めてしまった。などの経験があれば、バイトの職種をしっかり選んでいかなければいけません。
特に、会話はできても対人恐怖症があれば、バイト選びに気を付けなければいけません。接客などの人と接するバイトをしていると知らず知らずに疲れが溜まっていて、毎日働くことが辛くなる。それが結果としてバイトを長く続けられない原因となるのです。もし、バイトが続けられないのであれば、以下の7つの観点で仕事を選ぶといいですよ。
・難しくないバイト
・仕事内容が細かくないバイト
・自分のペースでできるバイト
・精神的に負担のないバイト
・決められた仕事をしっかりできるバイト
・一つの仕事をじっくりできるバイト
上記の項目を選んだ理由としては、まず、苦手なことはやらないで得意なものは何かということを中心にバイトを選ぶということです。「自分に得意なものはないし。。」と思うかもしれませんが、黙々と同じ作業ができたり、体を動かしたり、折り紙で鶴を折ることができたり、こういうのも「得意なもの」と言えるのです。
「会話することは好きだから、接客は向いているのでは」というのはイコール関係ではありません。仕事の中で生じる会話は少し別物ですので、接客業や人と関わるバイトでストレスを感じるようであれば、一度、人とあまり接することのないバイトを選択してみてください。
あがり症で、急に忙しくなったり仕事を振られたりすると慌ててしまって、頭が真っ白になったことはありませんか?それは、内容が難しく細かい仕事だったり、自分のペースでできかったりするのが原因の一つです。その場合は、単純な仕事でマイペースでできる仕事がおすすめになります。
自分のペースでできると精神的な負担も和らぎますよね。自分のペースでできるバイトというのは、やるべきことが明確で、尚且つ、一つのことをじっくりとできるバイトになります。
また、働く条件についてですが、バイトを長く続けられるか不安に感じているかと思います。心配しなくても大丈夫です。1日4時間前後で週に3~4日ほどで入れるバイトもあります。
このような定期的に働く日や時間が決まっているバイトもあれば、単発派遣といって、働きたいときにだけ働けるようなバイトもあります。働きたい条件によって働き方も変えることができます。
働きやすい条件のバイトを見つけても、問題なのは面接でしょ?
もし、2~3年ほどニート経験があって、面接でニート期間の説明をどうすればいいか、バイトの志望動機をどう言えばいいのか悩んでいるのであれば、単発派遣の働き方がおすすめです。単発派遣であれば、簡単な履歴書のみ必要で、面接がないものが多いのでオススメです。
面接がないということは、志望動機も考える必要がありません。単発派遣はネットで登録できて、ほぼ毎日開催されている登録会に参加して簡単な履歴書を書けば、それで終わりです。あとは、派遣会社から毎日のように日雇い案件や継続的にできるお仕事の情報がメールで送られてきます。履歴書もニート期間は記入しないでも問題ありません。単発派遣バイトがおすすめな理由は、それでも登録できて、求人情報も通常通り紹介されるので安心です。
派遣とバイトの違いは、派遣会社は、派遣会社に登録している人材不足の企業や会社に対して、派遣会社に登録している人をその登録している会社に、派遣会社に所属している職員として送り出すというイメージです。
バイトは、その会社の面接を受けて、そこの会社のバイトやパートの従業員として働きますよね。単発派遣とバイトの違いは、どこに雇われるかという違いです。派遣会社から紹介した仕事がバイトの内容と同じでも、扱いは派遣の仕事という扱いです。呼び方は違っても、やる内容は同じと考えていても大丈夫です。
前置きが長くなりましたが、あがり症で対人恐怖があれば単発派遣のバイトのような働きたい時間や日数を自分のペースに合わせてできる働き方がおすすめです。では、単発派遣の仕事の中でも、ニート経験がある場合はどういったバイトがおすすめなのかを次に説明していきますね。
【プロが選んだ】ニートを脱出したい私におすすめなバイト4選
バイトと派遣の違いを説明してきましたが、どちらも働くという意味では同じです。派遣バイトも週に3日で4時間だけ働くということもできます。ではどういう仕事がおすすめなのか。基本的にはあまり人と接することが少ない単純なお仕事がおすすめです。ニート経験があれば以下の4つがおすすめです。
2.ポスティング(梅雨時期は注意)
3.郵便局やクロネコなどの配達
4.クラウドソーシング
1.倉庫・ピッキング
倉庫・ピッキングをおすすめする理由は、どの都道府県でも流通の拠点はあるので、どこでも倉庫・ピッキングの派遣バイトはあるからです。どういった内容かというと、最近アマゾンなどのネット注文が主流になってきて、提携先のクロネコが運送業を代行しています。
つまり、倉庫内にある商品を移動、整理、仕分け、入荷、梱包、検品などをする仕事がメインです。単純作業が多く、やる内容を覚えてしまえば難しい仕事ではないのでおすすめの派遣バイトです。倉庫・ピッキングの注意点としては、重たい荷物や商品を中心に扱っている倉庫であれば、体力を使うこともあるので、そこは慎重に選んでいかなくてはいけません。
2.ポスティング(梅雨時期は注意)
ポスティングもどの都道府県でも派遣バイトがあるのでおすすめです。仕事の内容は、定期的にお家に送られてくるチラシやビラを、決められたエリア(お家に近い範囲)で一戸建ての家やマンション、アパートに投函していくお仕事です。
ニートにおすすめな理由としては、誰とも会うことなく、黙々と投函作業を繰り返していくタイプのバイトなので、マイペースでこなしていくことができます。ビラやチラシがなくなってきたら会社に連絡して、またお家に届けてもらうというイメージです。
注意点としては、梅雨の時期は雨が降って、自動車ではなく徒歩や自転車でバイトをする場合は大変です。また、投函しているときに、そこの住人と鉢合わせして怒られるのではないかと不安が強ければ控えた方がいいかもしれません。実際は、投函してほしくない家庭には、ポスティング会社から「このお家に投函しないでください」という指示がしっかりあります。その点が、気になるのであればこの派遣バイトはおすすめしません。
3.クロネコなどの配達業
クロネコなどの配達業もどの地域でもある派遣バイトなのでオススメです。お仕事の内容は、ネット注文をしたことがあればイメージはつくかと思いますが、基本的には、車に荷物を詰め込んで、注文した家庭に商品を届けてサインをもらう。これだけです。人と会うことにはなりますが、届け先のお客さんと深い話をすることはありませんよね。少しの会話でも負担になる場合は、配送業はおすすめしません。
注意点としてはこちらの派遣バイトも重い荷物を扱う時もあるので、軽めの荷物中心が良いのであれば、仕事を応募する際に確認するのをおすすめします。
4.クラウドソーシング
聞きなれない言葉かもしれませんが、こちらは派遣バイトの仕事とは少し違う分野になります。クラウドソーシングという仕事は、主にインターネット上でパソコンを使う仕事なので在宅でできます。
やる内容は、ウェブサイトの記事を書いたりするライティング、簡単なデータ入力やアンケート調査の集計、文字起こしなどの軽作業。デザインや絵が得意であればキャラクターやロゴ、バナー、イラストなどを描くデザインの仕事もあります。アプリや特殊なプログラミングなどの開発を請け負う仕事もあります。
パソコンで文字を打つことができればライティングなどの簡単なお仕事もありますので、クラウドソーシングという働き方はおすすめです。個人事業主として活躍する人も多いですよ。在宅で仕事ができて、まずは誰とも会わずに働きたいのであればクラウドソーシングがおすすめとなります。しかし、一人も人と会うのがないなので、少しでも外に出て働きたいということであればおすすめはしません。
クラウドソーシングでおすすめの会社は「クラウドワークス」や「ランサーズ」、「シュフティ―」といったところが有名です。
【プロが選んだ】ニートの私にオススメなバイト探しの方法とは?
先ほども紹介した通り、ニート経験があってあがり症で対人恐怖がある場合は、最初からバイトを始めるというよりも、単発バイトという働き方で始めることをおすすめしてきました。
面接不要で人と接する仕事が少なく、そして働きたいときに働けるという単発派遣バイトから始めて、その派遣バイトに慣れて来たら、長期のバイトをしてみるという流れの方がスムーズです。
では、どこで単発派遣バイトを探せば良いか、探す方法は2つあります。1つ目はインターネット上で探せます。「ショットワークス」「タウンワーク」「バイトル」「はたらこねっと」などを抑えておけば問題ありません。特に「ショットワークス」であれば、「面接なし」の機能がついているので、面接なしのバイトを探しやすいのでおすすめです。
どこの派遣会社を使っても仕事内容が被っている場合も多いので、まずはネット上で登録して、すぐに応募しなくても、求人の種類を見るだけでもニート脱出の最初の一歩として、とてもいいことだと思います。
2つ目のおすすめなバイト探しの方法は、地域の求人フリーペーパーです。派遣会社の求人同様に、フリーペーパーの中にも面接不要の求人は載っていますので、町で見かけた際に見てみることをおすすめします。最近はコンビニに無料で置いてありますので、コンビニでチェックしてみてください。
ニートからバイトと正社員どっちを目指すべき?
自分に合った働きやすいバイト先を見つけることは重要です。仕事探しをしている内に、「働きやすい職場なら、バイトじゃなくて、正社員から働くのもありかな」と考えることはあったと思います。
社会人未経験で人と話すのも怖いということであれば、正社員から始めるのはおすすめできません。その場合は、短期のバイトから始めることをおすすめします。
しかし、将来的に正社員を視野に入れているのであれば、年齢によってはバイトからではなく、正社員から始めないと手遅れになる可能性もあるので注意が必要です。
リクナビNEXTが企業に対して行った「未経験なら何歳まで採用するか」という調査によると、実は23歳から1年経過するごとに、採用してくれる企業数が激減していくことがわかっています。
つまり、ニート・フリーター経験がある場合、23歳から就職できる確率が落ちていて、25歳以降になると採用してもらえる企業数が4分の1に、30歳になると絶望的な採用率になるということです。
あまり考えたくないことですが、これは事実です。私の場合、年齢的にもヤバイと思い、26歳から就活を始めました。ジョブカフェやハローワーク、就職求人サイト、就職エージェント、全てを利用しました。
その中で、最も長く働けそうなホワイト企業を紹介してくれたのが就職Shopでした。
就職Shopは書類選考なしで面接できて、人事担当者も落とすための圧迫面接ではなく、採用してもらうための面接をしてくれます。
通常、ニートが就活を始めると、運よく面接まで行けても採用意欲のない人事担当者がほとんど。しかし、就職Shopが紹介してくれる企業は未経験でも採用しようという会社を中心に集めていて、しかも未経験から成長させようという意欲のある会社でした。
就職Shopを使った方が、下手にバイトするよりも、良い環境で働ける可能性が高いと感じています。実際に利用した私がそう感じました。
また、書類選考なしで面接できて、その面接も圧迫面接ではなく、「この会社の事業内容はこういう内容だけど興味はありますか?」など、人事担当者がお互いの相性が合うかを確認するような面接なので、バイトの面接よりも私の場合は楽に感じました。
しかも、今働いている会社は就職Shopからの紹介。実際、超ホワイト企業に入社できたので、あの時バイトを選択せずに正社員の道を選んで本当に良かったと感じています。
もし、そのままバイトを続けていたら、もうほとんど採用してくれる企業なんて残っていなかったでしょう。年齢的にもそろそろ就活を始めて安定した正社員を目指そうかなと少しでも感じているのであれば、一度就職Shopに相談してみてください。
実際に、私が就職Shopを利用した本音の体験談の続きが気になる方はこちら。
→私が実際に就職Shopを使って感じた本音の体験談、良い所も悪い所もすべてお伝えします。
まとめ
・倉庫、ピッキング、ポスティング、配達業、クラウドソーシングの5つがおすすめ
・ハローワークではなく、ネットで派遣会社に登録したり、フリーペーパーで探すのがおすすめ
ニート経験などのブランクがあってもバイトはできますが、あがり症や対人恐怖症であれば、人と接するのが少ない仕事で、働きたいときに自分のペースで働ける仕事を選ぶことがおすすめです。
また、単発派遣であれば、面接不要で自分のペースで働けます。おすすめのバイトは、一つの仕事をじっくり自分のペースで進めることのできる、倉庫・ピッキングやポスティング、配達業、クラウドソーシングという職種がおすすめです。
これらのバイト探しは、ネットで簡単に登録でき、またコンビニなどに置いてあるフリーペーパーなどで探すことができます。
私も、ニートの期間は長く、最初の頃は無気力でバイトする気もなかったですが、動けるようになってからはクラウドソーソングでできるところから始めました。登録も簡単で、最初はお小遣い程度の稼ぎだけでしたが、少しでもお金を稼げるようになるとなんだか自信がわいてきたのを覚えています。その後から、徐々に派遣で短期バイトをして長く働けるようになりました。
ニート期間などのブランクがあっても大丈夫です。焦らず自分のペースでできることから始めましょう。