テックエクスパートの評判は本当?元受講生が本音でTECH::EXPERTの感想や就職先の質を暴露
ネットで評判のテックエクスパートですが、口コミサイトなどは実際にテックエクスパートに行ったことのない人が推測で評判を書いていることもあるため、正直利用するのは怖いです。
私もプログラミングスクール選びで色々悩んだからこそ言えますが、ネットの評判と実際のサービスの質がかけ離れているスクールも多く存在していて、スクール選びに失敗してしまうと、せっかく高いお金を払っても無駄になってしまうこともあります。
テックエクスパートに行く前に、個人的に色々スクールを比較してきましたが、プログラミングスクールといっても有名な所だけ数えても30社以上あります。
⇒ニートちゃんのプロフィール
私がプログラミングスクールを探し始めたきっかけは、大学中退後、ニートの無職期間を経てフリーター生活をしていて、「このままでは、さすがにヤバイ…」と考えるようになり、未経験から始めても、ある程度のお給料がもらえて、スキルアップもでき、将来性のある仕事を探しているとIT業界に行きつきました。
当時の私を振り返ってみると、ボロボロの経歴で就活していたため失敗経験談の方が多いです。就活が上手くいかなかったのは、ネットの情報を鵜呑みにして就活していたためです。
なのでこのページは、「プログラミングを学びたい」というよりは、「IT系企業の正社員に就職したい」という方に向けて書いています。
更に、「IT系企業に勤めた経験があって、もっと良い会社に転職したい」というよりは、「IT未経験で、経歴的にも少しブランクがあるけど、できるだけホワイトなIT企業に就職したい」という目線で書いています。
「教養としてプログラミングを学びたい」「IT系企業の正社員経験が数年以上ある」という方にはおススメできない内容です。
ただし、私のようにブランクがあったり、短期退職を経験していたり、IT未経験でパソコンスキルも低い状態からIT業界に就職したいという方にとっては、お役に立つはずです。
ここからは、私がテックエクスパートに実際に行ってきた体験談や、就活中に知り合った私の友人で、尚且つ、テックエクスパ―トの元受講生(現在はWEB系の会社に就職しています)の本物の内部の情報を、全て本音ベースでご紹介していきます。
TECH::EXPERTの特徴とは?20代後半~30代でプログラマ系の正社員就職したいなら検討するべき理由
TECH::EXPERTの公式サイトに載っている表の情報についてはここでは、あまり触れていませんが、「TECH::EXPERTに向いていない人」について、最初に結論だけお伝えします。
もしあなたの年齢が、10代後半(18,19歳)~20代前半(20~25歳)であればTECH::EXPERTの受講はお勧めしません。最初から結論に入ってしまいましたが、TECH::EXPERTの受講料は他のスクールと比較しても高い方なので、金銭的に誰でも簡単に受講できるわけではないからです。
もし10代後半~20代前半とあなたの年齢が若いのであれば、プロエンジニアなどの無料スクールに通っても、十分IT系ホワイト企業への就職は可能です。
IT業界では有名な話ですが、IT未経験でも20代前半までであれば、実は就職は難しくありません。その理由は、IT業界が全体的に超成長産業だけで、極度の人手不足だからです。
「じゃぁ、20代後半以降だとどうなるの?」と疑問を持つかもしれませんが、プログラマを未経験から目指す場合は、年齢制限のある求人が多いため、20代後半から就職は困難になります。就職が困難になってくる年齢がちょうど26、27歳辺りで、スキルがあっても年齢制限で応募できないことが多くなります。
なので、現在26歳以上でプログラミングスクールに相談に行っても、「この年齢だとコースを修了させても、プログラマへの就職は難しいですね…」と言われてしまいます。
ただ、IT業界といっても仕事はプログラマだけではなく、ネットワークエンジニア(インフラエンジニア)などのエンジニア職もあるため、単に「オフィスワークでできれば内勤が良い!」と考えているのであれば、インフラエンジニアなどの仕事を目指すのもありです。
プログラマは理系、インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)は文系と言われているので、もしあなたが文系であるなら、プログラマよりもインフラエンジニアの方が向いている可能性が高いです。
インフラエンジニアの場合は、20代後半~30歳であっても就職は難しくなく、更に、給与的にもプログラマとそれほど変わりません。インフラエンジニアを目指すのであれば、20代後半~30歳であっても、有料で受講料の高いTECH::EXPERTよりも、無料で受講できるプロエンジニアのエンジニアカレッジの受講で十分です。
(2) インフラエンジニアを目指している方
TECH::EXPERTに向いている人とは?20代後半~30代でプログラマ系の正社員就職したい人
「20代後半で、未経験からプログラマを目指すのは厳しい…」と言われたとしても、中には「どうしてもプログラマとして就職したい!」という方は少なくありません。ましてや、30代という年齢になってしまうと、受け入れ拒否のスクールがほとんどというのが現状です。
TECH::EXPERTの一番の特徴として、20代後半や30代という就職が難しい年齢であったとしても、どうにかしてIT業界に就職させるライザップ的な就職支援サポートがついているという点です。
TECH::EXPERTの公式サイトを見ても、「転職成功率98%」とかなり強気です。
TECH::EXPERTの特徴的な点は、就職成功率が高いだけではなく、学習完了率も高いという所は評価できます。通常、オンラインでのプログラミングコースの完了率は、10%以下と言われていて、独自にプログラミングをオンラインで学習しても、約9割以上の人が途中で挫折してしまいます。
一方で、TECH::EXPERTはライフコーチというメンターが、課題の進み具合や、今日の課題はしっかり理解しているかなど、嫌なくらい徹底的にサポートしてくれるため、怠けたくても怠けられないという感じで、96.4%の受講生がコースをしっかり完了させているという実績があります。
また、10週間という短い期間で、ここもライザップ的に超集中的にエンジニアスキルを身につけるというカリキュラムが組まれているので、ブランクもそれほど長くはなりません。
仕事がしっかりできるITエンジニアになるための時間は1000時間と言われていますが、TECH::EXPERTではその1000時間分の学習時間を600時間に凝縮して、更に、そのカリキュラムを10週間の中に詰め込んだものです。
TECH::EXPERTの元受講生の私の友人も言っていましたが、コース内容は本当に舐めない方がいいです。1日普通に10時間以上勉強する日もあるくらいです。ただ、TECH::EXPERTの受講生は、IT企業内でも評判がよく、コースを修了させた受講生であれば、面接の最初の段階から「最短でいつ頃から働き始めることができます?」といった感じで、コース修了後の就活自体は本当に難しくないそうです。
TECH::EXPERTで学ぶ言語はRuby|就職には本当に強いの?
当時、IT未経験の私は、「どんなプログラミング言語を学んだ方が就職に強いのか?」と考えることなく、スクール選びをしていましたが、今だから言えるのは、「Java」というプログラミング言語を学んだ方が求人数が断トツで多いので、一番就職に強いということです。
プログラミング言語とは、分かりやすく解説すると、外国語でも英語や中国語、フランス語など、色んな言語がありますが、プログラミングの世界でも同じように、言語の種類がいくつもあります。世界的には英語の言語が多く使われていて、その分英語が話せると、応募できる求人数が多いのと同じです。「Java」は、外国語で例えると「英語」で、超王道の言語です。
しかし、TECH::EXPERTでメインで教えているプログラミング言語は「Ruby」という言語です。Rubyはまだまだ求人数的には少なく、でも「イタリア語」みたいな感じで、利用する人はいるので、一応就職はできます。
本当は、プロエンジニアで「Java」を無料で学んでから就職した方が、私の経験上一番良いのですが、20代後半でプログラマを目指すのであれば、TECH::EXPERTで「Ruby」を学んだ方が就職への近道だと言えます。
なぜなら、TECH::EXPERTの長所ともいえる部分は、Rubyという言語だけを学ぶのではなく、IT業界全体に必要とされるスキルを一緒に勉強するので、1つのプログラミング言語を極めるよりも、数倍就職しやすいと言えるからです。
TECH::EXPERTのカリキュラムでは、Ruby言語単体で学ぶというよりは、設計から開発、運用まですべての工程を経験できて、更に、デザインやサイト制作(フロント)から見えないネットの裏側の部分(サーバー)まで、全部の仕事を一人でできるようになります。
IT未経験だと「サーバー」や「フロント」などの専門用語を今理解する必要はありませんが、とにかくすべての仕事を全部ひとりでできるエンジニアのことを「フルスタックエンジニア」と呼ばれていて、現場ではかなり重宝される存在です。
家を建てる大工さんに例えると、図面の設計(設計士)や家のデザイン(デザイナー)、電気配線士(電気屋)、家を建てる(大工)、家を販売してメインテナンスする(不動産屋)などの作業を全部ひとりでできてしまうようなイメージです。
TECH::EXPERTでは、全部ひとりでウェブの運用をできるようなフルスタックエンジニアを養成するカリキュラムが組まれているので、コース修了後に就職活動ではあまり困らないほど企業側から需要がある点は、とても魅力的だと言えます。
TECH::EXPERTはニートでも就職できる?
一番、私が不安に思った点は「ニート歴のある私でも就職できるの?」という点です。
結論から言うと、ニート期間があったり、正社員経験がなくてずっとフリーターをしていたり、新卒で入社した会社を短期退職したりなど、ブランクがある場合でもTECH::EXPERTのコースを修了させた後の就職率というのは、自分で就活するよりも就職率は数倍も高いという事です。
ただ、このようにブランクがある場合の就職活動は、普通に正社員経験のある転職者と比べると、やはり難易度は高いそうで、簡単にはいかない方が多いそうです。
しかし、私のようなニート期間がある経歴の方でも、過去にしっかり就職させている実績がたくさんあって、正社員未経験であっても、キャリアサポートが他のスクールよりもしっかりしています。
テックエクスパート(TECH::EXPERT)の口コミ/評判を簡単にまとめてみた
最もタイムリーなテックエクスパート(TECH::EXPERT)の評判をツイッター上で調べてみると、以下のような口コミ・評判が出てきました。
テックエクスパート(TECH::EXPERT)の良い口コミ/評判
これから #techexpert で学ぶ皆さんよろしくお願い致します(^^;
ゆとり生まれ職人育ち。
IT業界にキャリアチェンジします🤤YouTubeは余裕ができるまで活動休止です😘
今日説明会行ってワクワク止まらんかった。
これから忙しいけど楽しい毎日が始まる(^-^)
— よーぺい (@izj5bD2BeaLtIrK) 2019年6月3日
#TECHEXPERT day48
【アジャイル開発 メルカリ】
スプリントレビューで順調に実装できてることが分かって一安心。チームメンバーにただただ感謝。— Dice🎲@転職;先生→webエンジニア (@Dice_11_65536) 2019年5月31日
独学に限界あったのでテックエキスパート受講始めました!#駆け出しエンジニアと繋がりたい #techexpert
— 逆襲の未経験からエンジニア (@chanceprog55) 2019年1月17日
#TECHEXPERT 38日目終了
個人アプリ
・bootstrap4でのデザイン
・cssのreactへの適用実はcssが当てられず、調べては試しを昨日の晩からやってました。reactだとwebpack使ってjsとcssまとめるべき?とか考えてましたが、もっとシンプルでしたね😅
とりあえず発表はできそうです!#プログラミング— ヒロ / 大企業営業マンからエンジニアに (@junjapo) 2019年6月2日
昨日Tech Expertを卒業しました。夜間コースで7ヶ月。ここに通って最大の目標のエンジニアになれること、素敵なメンターさんとチームメンバーに出会えたことは本当に自分の中の大切な宝物の経験になりました。ありがとう!
夢は叶えられると思う。本当に感謝です。#エンジニア #techexpert
— Tomoyo@to-beエンジニア (@Tomoyotobe1) 2019年3月17日
#TECHEXPERT day42
✅発表会
✅ページネーション(kaminari&bootstrap)
✅画像編集デバッグとりあえず使うだけならそれなりの形になりました。
1ヶ月そこそこで0からこれだけのアプリが作れるようになるってことが素直に嬉しい。 pic.twitter.com/QKJ32XhgQ2— Dice🎲@転職;先生→webエンジニア (@Dice_11_65536) 2019年5月24日
実務未経験から自社開発企業に内定を頂きました!
wantedlyのスカウトから最初の面談で即日内定でした。
wantedlyスゴすぎる。#駆け出しエンジニアと繋がりたい #TECHEXPERT— とも@駆け出しエンジニア (@tomoakiWeb) 2019年4月26日
テックエクスパート(TECH::EXPERT)の悪い口コミ/評判
おっと、気がついたら #TECHEXPERT のカリキュラム見れる期間が残り5日になってる…Rubyで忘れそうな部分まだあるし、早く見ておかねば
…というか1回受講してるんだから、ずっと見れるようにしてほしいなぁ😅
— 優しいゴリラ@Rubyエンジニア&FXラバー (@tendergorilla55) 2019年4月15日
プログラミングスクールの事前学習始めたけど、カリキュラム内容見る限り事前学習しないと2週間で出来る気がしないだけどwww
プログラミング未経験の人は間違いなく事前学習にしっかり時間割いた方が良いと思われ…#Techexpert
— かわこう@気楽なエンジニア (@Kohei52920642) 2019年1月16日
chato-spaceの画面の実装に取りかかってます。
haml/sccs/font-awesomeを勉強しました。
難しいいですが頑張ります。#TECHEXPERT #駆け出しエンジニアと繋がりたい #駆け出しエンジニアとつながりたい pic.twitter.com/KvolkfVVOY— shintaro@駆け出しエンジニア (@shtintaro1984) 2019年4月21日
悪い口コミ・評判に関しては、「難しい」「キツイ」などの評判が多く、1件だけ、「カリキュラムの見れる制限時間」についての悪評がありました。
特に、短期集中コースは、受講期間が10週間と短いですが、カリキュラム(TECH:MASTER)が見れる期間も10週間と限りがあります。なので、コース修了後は、その日からオンラインでカリキュラムが見れないので、「Rubyの復習をしよう」と思っても、復習できないという点は大きなデメリットと言えます。
テックエクスパート(TECH::EXPERT)の評判と実際の受講生が感じた7つのギャップとは?
ネット上にはテックエクスパートの良い評判がたくさんありますが、実際の元受講生からの体験談を聞いてみると「あれっ?」と思うようなギャップがいくつかあるので、「TECH::EXPERTの実際の評判」を全て本音でご紹介していきます。
【テックエクスパート評判とのギャップ1】コース修了後の就職先はWEB系が多い
テックエクスパートの就職先については、ネット上でもかなり評判は高い方です。というよりも、企業側がテックエクスパートのカリキュラムを高く評価していて、実際にテックエクスパートの卒業生が現場で活躍しているので、「就職先には本当に困らない」ということです。
テックエクスパートの公式サイトにはCyberAgentなどの超有名企業への実績もあると表示されていますが、実際は、新卒生からの採用で、未経験だとかなり努力しないと大手企業への就職は厳しいということでした。
卒業生の中にも、NewPiksという優良企業に入社した方もいますが、この方は、カリキュラムの中のチーム開発時にNewPiksで使うアプリの追加機能を独自に作ったりと、「とにかくNewPiksに入社したい!」という思いが強く、IT未経験ですが、1日10時間以上毎日作業して勉強して、NewPiksの面接でも「御社にどうしても入社したくて、テックエクスパートではこういう追加機能を開発しました」という感じで自己PRして、即採用だったそうです。
未経験で優良企業に入社したい場合は、これくらい頑張らないと大手企業への就職は難しいそうですが、同期でもteamLabやマネーフォワードなどに普通に入社していった人も結構いるそうです。
テックエクスパートの初回面談では「希望する企業であればどんな所でも就職可能です」と説明がありましたが、ただ、実際はWEB系の開発系企業が多いです。
私もこの点が一番驚きましたが、普通、どのプログラミングスクールでも客先常駐の求人が割合的には高く、場合によっては客先常駐だけの紹介になることも珍しくありません。
客先常駐とは、名前の通り「客先(他社)」に出張して、その客先に常駐して仕事をする働き方のことです。
IT業界では、この客先常駐の仕事が約9割と多いです。
自社開発企業は花形と言われていて、人気があるので倍率も高く、逆に客先常駐の求人だと、自社開発企業と比べると就職自体は易しいです。
テックエクスパートの就職先の割合として、客先常駐(SES)が3割で、自社開発企業が7割と、自社内で働ける就職先が他のスクールと比べても断トツで多いのは、本当に魅力的だと感じます。
また、客先常駐の求人であったとしても、3次請け企業以降のブラック求人は一切扱っていないのも特徴的です。客先常駐は下請け企業になればなるほど、ブラック企業と言われていて、ネット上で「IT業界はブラックだから辞めとけ…」と悪い評判を流している人は、この4次請け・5次請け企業の超下請け企業に勤めている人が発信している情報の方が多いと感じます。
テックエクスパートとの提携企業数(求人数)は350~400社で、スクールの中でも求人数はトップクラスに多い方です。
受講生は、大体10~30社くらい応募して、その中から約4割書類選考で通って、面接を受けた企業の中から約3分の1くらいの企業から内定をもらえるというのが平均値だそうです。
分かりやすく例えると、30社の求人に応募すると、10社分書類通過できて面接、10社中、約3社から内定をもらうという感じです。就活時は専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで付いてくれるので、就職サポートについて困ることはあまりないのはテックエクスパ―トの長所です。
・客先常駐(SES)3割 / 自社開発7割
・紹介可能求人数が350~400社と業界でもトップクラス
【テックエクスパート評判とのギャップ2】カリキュラム内容の質と難易度
カリキュラムの内容については、他のスクールと比べても、やる量が多いです。一応、参加者の約9割がIT初心者で、パスコンスキルが低い人が大半を占めます。
プログラミング学習 | アプリケーション開発応用 | 最終課題・転職活動 |
---|---|---|
・プログラミング基礎 ・Ruby ・HTML/CSSによる画面描画 ・Ruby on Rails基礎 ・オブジェクト指向 ・データベース/MySQL ・Ruby on Railsを用いたアプリ開発 | ・JavaScript ・jQuery ・Gitを用いたソースコード管理 ・Sass/Haml ・リーダブルコード ・SQL ・API ・非同期通信 ・AWSによるサーバー構築 ・ネットワーク ・unicom/nginx ・s3サーバー | ・アジャイル開発 ・要件定義/テーブル設計 ・成果物作成 |
「こんなにたくさん書かれてもわからない!」と言う感じだと思いますが、簡単に説明すると、一般的にプログラミングスクールでお金を取って勉強する分野が、上の表の【プログラミング学習】の範囲ですが、TECH::EXPERTでは、アプリ開発の応用や、アジャイル開発とった分野まで学びます。
結構、チーム開発の時期になると、「この人本当に素人なの?」と疑いたくなるほどスキルアップする人もポツポツ表れるようで、元受講生の私の友人は、実際にRuby on Railsを使って、食べログに近い作品を作ったそうです。
現場でバリバリやっているエンジニアに「食べログのようなサイトを作りました」と言うと、「結構レベル高いね~」と反応してくれるほど。他のチームはメルカリのようなフリマアプリを開発していたそうです。
カリキュラムの難易度は、他のスクールと比べても高い方ですが、一応初心者向けにゼロから作れるようにわかりやすい教材を使っています。ただ、何回か課題をサボるとすぐに置いていかれるほどギュウギュウなスケジュールなので、「本当に真剣にIT業界に就職したいという熱意がないとお勧めしない」とのことでした。
【テックエクスパート評判とのギャップ3】通っている人ははどんな人か?
テックエクスパートのネットの評判ではわからないことですが、TECH::EXPERTに実際に通っている人は、社会人経験者の落ち着いた方が多く、大学生で若い方はほとんどいない感じです。
私の友人の同期には、アパレル関係で働いていた人や飲食業で3年アルバイトで勤めていた人、新卒で入社した会社を半年で辞めてしまって、業界を思いっきり変えたいという人や、大学を未就職のまま卒業してしまって利用している人など、結構いろんなバックグラウンドの方がいて、性格もみんな個性的な感じだったそうです。
ただ、高い受講料を払って通っているので、みんなモチベーションや意識は人一倍高く、結構夜遅くまで教室に残って課題を終わらせる人も多かったようです。
これは、私も感じたことなのですが、テックエクスパートには女性の受講生が他のスクールよりも多いです。私の経験則でも、プログラミングスクールの男女比は、男性8割女性2割というのが普通ですが、テックエクスパートは男性6割で女性4割といった感じ。
ちなみに女性が多いのは、「渋谷フォンティスビル7F校」の方です。
「渋谷アジアビル9F校」にも見学に行きましたが、下の写真のような感じで、こちらの教室は男性が8~9割という比率でした。
【テックエクスパート評判とのギャップ4】メンターの質はバラバラ…
これは、テックエクスパートのデメリットとも言えますが、わからない質問に答えてくれるメンターの質は本当にバラバラということ。エンジニア経験の長い人に当たれば、「質問の仕方もわからないような質問」に対しても、意を汲み取ってくれて「このコードについては…」という感じで分かりやすく答えてくれます。
ただ、中には経験の浅いメンターもいて、質問の的を外れた答えをするメンターもいるのは確かということ。こればっかりは、「できるメンター」に質問することを徹底するしかないです。
【テックエクスパート評判とのギャップ5】受講期間中の生活費はキツイ
「TECH::EXPERTは月額29,000円の分割払いで大丈夫なので、就職後にすぐにPayできる!」という評判も見かけますが、実際、受講期間中は授業料以上に、生活費的にキツイ人の方が多いそうです。
受講期間は10週間、受講後2~3か月は就職活動の時間に充てることになるので、約5か月前後は無職の状態です。
一応、就業中でもテックエクスパートのコースを受講することができますが、「600時間のカリキュラムをしっかり学ぶためには、働きながらの受講は絶対にお勧めできない」と、私の友人は念押ししていました。
なので、ほとんどの人が仕事を辞めてまで短期集中の10週間コースを取るということですが、そうなると問題になるのが受講期間中の生活費です。5か月の間家賃や食費、交通費などの生活費を考えると50~60万は最低限必要になります。
更に、テックエクスパートではウィンドウズではなく、Macのノートパソコンを推奨しているので(Rubyの基本ソフトがついているため)、Macパソコンがない人は約14万円するMacbook Airなどを購入する必要があります。
金銭的に厳しいということであれば、無料で通えるプロエンジニアも検討してみるといいですよ。
【テックエクスパート評判とのギャップ6】遅れた人へのバックアップが弱い
テックエクスパートには、他のスクールと違って「ライフコーチ」と呼ばれるカリキュラムから遅れていないか、学び残しがないか、モチベーションが落ちていないかをサポートしてくれる専任のスタッフがいます。
ライフコーチが毎日熱心にサポートしてくれて、1日2回、今日学んだことを確認する時間を設けてくれるので、96%以上の受講生がコースを完了させることができているといっても過言ではありません。
ただ、ライフコーチはある意味、ライザップ的な感じでコースの進捗状況を監視する「監視役」という立場なので、正直「もう放っておいてくれ~」と感じた時も何度もあるそうです。
進捗状況は確認するけど、課題に追いつくのは自分次第というのは変わらないので、課題に遅れてもライフコーチがどうにかしてくれることはありません。全部オンブに抱っこでライフコーチに頼っているようでは、正直現場に出ても通用できないエンジニアになってしまいます。
【テックエクスパート評判とのギャップ7】未経験だと初年度の年収はそれほど高くない
すぐに信じる私もいけないんですが、テックエクスパートを紹介している他のブログなどでは、「未経験からでも年収360万⇒468万円にアップ!!」のような評判もあって、「コレ、本当だったら最高じゃん!!」と舞い上がってしまったことがありますが、これは真赤なウソ。
実際の所、テックエクスパートで学んだとしても、未経験からの就職であれば、初年度の平均年収は280~320万の間が多いということでした。
甘い言葉につられて求人に応募しても、私のようにブランクがあると書類選考に落とされ、運よく面接まで行けても、面接官に相手にされず終わってしまうのがオチです。ただ、数あるプログラミングスクールの中では、未経験からの平均年収が280~320万の企業に就職できるという実績は、トップクラスで高い方です。
TECH::EXPERT(テックエクスパート)の教室の雰囲気
未経験からプロのエンジニアになるTECH::EXPERT(テックエキスパート)。今日も受講生が集中して学習してます!https://t.co/cijpUY2SNJ pic.twitter.com/9pClqngrjS
— まこなり社長(仕事・人生に役立つ話) (@mako_yukinari) 2018年3月10日


TECH::EXPERTの教室はどこにある?渋谷・名古屋・大阪・福岡
TECH::EXPERTの教室は、渋谷に2校、名古屋・大阪・福岡に各1校ずつあります。
場所 | 住所 | |||
---|---|---|---|---|
渋谷(1) | 【渋谷フォンティスビル7F校】 ※渋谷駅から徒歩4分 東京都渋谷区道玄坂2丁目23-12 フォンティスビル7F | |||
渋谷(2) | 【渋谷アジアビル9F校】 ※渋谷駅から徒歩4分 東京都渋谷区神南1丁目12−16 アジアビル9F | |||
大阪 | 【心斎橋校】 ※心斎橋駅から徒歩5分 大阪府大阪市中央区南船場2丁目6-28 ユタカビル 7階 | |||
名古屋 | 【名古屋校】 ※名古屋駅から徒歩7分 愛知県名古屋市中区栄3-13-20 栄センタービル3F | |||
福岡天神 | 【ACROS福岡校】 ※天神駅から徒歩1分 福岡県福岡市中央区天神1丁目1−1 |
テックエクスパートのフリーランス・副業コースが人気【就職には強いの?】

実際、フリーランス・副業コースも転職コース同様人気があるようです。私は正社員への就職を目指していたので、フリーランスコースには興味がなかったのですが、元受講生に聞いてみると、コースの中身はそれほど変わらないので、転職コースでもフリーランスコースでもどちらに参加してもOKということでした。
テックエクスパートに選考はある?転職コースの選考が2019年4月から廃止したのでナシ!!
テックエクスパートの参加条件は年齢不問で30代も受講することができますが、特に、入校テストのような選考も今は無いので、やる気があれば、学歴・職歴などの経歴に関わらず、本当に誰でも受講することができます。
テックエクスパートの事前学習を受けるべき?失敗したくないなら必須
初回面談時にも説明がありますが、テックエクスパートでは、入校日の2週間前から教室に通えて、予習的な感じでカリキュラムを進めることができます。
これまでもご紹介してきたように、テックエクスパートのカリキュラムは決して甘くありません。かなりハードなコースで、内容も濃いので、本気で未経験から就職したいと考えているのであれば、事前学習は必須です。
元受講生の私の友人も、パソコンは得意な方と言っていましたが、事前学習には参加しなかったため、コース受講中はかなり辛かったそうです。特に、パソコンが得意でないのであれば、事前学習を受けないと失敗します。
オンラインでも学習可能
テックエクスパートのスタート日はいつ?
テックエクスパートのスタート日は月に2回あって、月の第2・4土曜日がスタート日になります。
すぐに申し込むことはオススメしませんが、入校を検討しているのであれば、できるだけ早めに無料カウンセリングを受けた方がいいです。無料カウンセリングを受けるだけで、申し込む・申し込まない関わらず、席の予約だけは無料でしてくれます。
TECH::EXPERTに行ってみて感じた本音の感想
TECH::EXPERTに行ってみて感じたことは、教室の雰囲気も本当に良くて、受講者はみんな真剣に取り組んでいるのが伝わってくるほど、学ぶ環境としては最高だと感じました。
TECH::EXPERTの元受講生の友人に聞いてみても、コース内容はキツイけど、それなりに高いスキルを身につけられて、就職先も自社開発企業が多く、質が高い職場が多いので、文句のつけようがないくらい良かったです。
テックエクスパートに高い料金を払う価値はある?私が辞めた理由とは?
テックエクスパートのカリキュラムやサポート、就職先の質、身につくスキルを総合的に考えても、本当に非の打ちどころがありません。
「利用しない」というよりは、「利用できない」と言った方が正しい表現になりますが、私が利用できなかった理由はただ1つ、、、
そう、この高い授業料です。東京在住であれば、どうにかなったかもしれませんが、私は地方出身で、上京しての就活だったので、家賃や引っ越し費用などを考慮すると、金銭的に諦めるしかありませんでした。
後で知ったことなのですが、実はテックエクスパートでは、「低所得者向け受講料後払い制度」という制度を設けています。
低所得者向け受講料後払い制度とは、世帯年収300万円以下の方を対象とした受講料を全額後払いにできる制度です。
この制度を利用すれば、受講料を全額支払わずに受講できて、転職に成功して、会社からお給料が実際に振り込まれてから少しずつ返済できる制度なので、利用した方が得です。
しかも、無料で受講できるだけでなく、「転職保証(転職できなかったら受講料は不要)」と「年収アップ保証(年収300万以上)」の2つの保証を付けてくれるので、かなり手厚い制度だと言えます。
この制度を受けることができるのは「世帯年収300万円以下の方、もしくは仕事を辞めて3ヶ月以上経過している方」であれば、誰でも制度の利用ができる可能性があります。
低所得者向け受講料後払い制度を利用してテックエクスパートの受講を考えているのであれば、すぐに申し込まず、まずは無料カウンセリングで詳細を聞いてから判断することをお勧めします。
テックエクスパートの返金制度とは?入校後2週間以内に辞めると全額返金
テックエクスパートに入校して、万が一「ここは合わないな…」と感じてしまった場合、入校から2週間以内であれば、受講料の全額を無条件で返金してくれる「全額返金制度」が設けられています。なので入校後に「プログラミングに全く楽しさを感じない…」となってしまった場合も、気軽に辞められるという点は安心です。