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ニートとは何か?誤解が生まれて15年目の真実とは?


ニートの私でも就職できた方法とは?

周りでよくニートと聞くことがあると思いますが、悪い意味で使われることがほとんどです。しかし、ニートとは何か、本当の意味で知っていますか?

ほとんどの人がニートの意味をはき違えて言葉を使っています。それはメディアが原因で、間違ったニートの情報が拡散されてしまったからです。

私も過去にニート経験があったので、経験者としてもよくわかりますが、このページでは、ニートに関するありとあらゆる文献を調べ、実際の所、ニートとは何なのか、実態も踏まえてご紹介します。

ニートという言葉が日本に入ってから15年ほど経ちますが、ニートに関する嘘と、真実を徹底的に暴露していきます

ニートの語源とは?

ニートという言葉の語源は、1999年イギリスで誕生したとされています。当時のイギリスは、16歳~18歳の年齢で学校にも通わず、仕事にも就かないという若者が多かったため、政府が実態調査をしたことがきっかけで、ニートという言葉が生まれました。

その調査報告書が『BRIDGING THE GAP』と呼ばれていて、その一節に「Not in Education, Employment or Training」(訳:通学も就労も職業訓練も受けていない状態)と記載されていて、この英語の頭文字を取って「NEET」と呼ばれるようになりました。

ニートのもともとの意味は高校生くらいの年齢を指す言葉だったことは驚きです。調査結果としては、低所得層にNEETは多いとされていたそうです。

ニートという言葉はいつから?

では、ニートという言葉はいつから日本に入ってきたのでしょうか。それは2003年にさかのぼります。当時の日本も今と同じように、ニート状態にある若者が多かったので、どうにか対策を打とうということで、政策を練っていました。

その政策作りの中でイギリスの若者支援政策を参考にしようということでNEETという言葉を使い始めたのが、日本におけるニートの言葉の始まりです。その政策作りにかかわっていたのが、東京大学の玄田有史助教授でした。

翌年の2004年に玄田助教授はジャーナリストの曲沼美恵さんと共に『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』という本を出版したため、瞬く間に日本に「ニート」という言葉が広がりました。

これから一気にニートという言葉が広がることになるのですが、朝日新聞が「働かない若者『ニート』10年で1・6倍 就業意欲なく親に”寄生“」という新聞記事を出したことがきっかけで、世の中にニートに対しての悪いイメージがつきました。

そしてその後、フジテレビの報道番組『とくダネ!』でニートとして取材された男性が「働いたら負けかなと思ってる」と発言したことがきっかけで、更にニートに対する悪いイメージが浸透し、差別の対象用語として本格的に定着されはじめました。

ニートを扱う番組では、ニートと称してテレビに出ている人にはやらせも疑われているのも事実です。

ニートとは何か?

こういった背景がある中でも、厚生労働省の中でニートの定義を作っています。その定義によると、ニートとは、

「15歳~34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者」

としています。分かりやすく説明すると、ニートとは15歳~34歳までの若者で、無職で学校にも通っていなくて、家事手伝いもしていない、働く意思のない人ということになります。しかし、この定義だと、以下の人もニートに含まれることになっています。

☑ 病気や怪我が原因で働けない人
☑ 浪人生
☑ 留学前準備をしている人
☑ 資格取得に向けて勉強している人
☑ 結婚準備をしている人

病気や怪我で働きたくても働けない人や、大学受験に向けて必死で勉強している浪人生、海外留学前に英語を勉強している留学前の人や、国家資格などを取ろうと独学で勉強している人などもニートに含まれるので、思った以上にニートの概念が広いことになります。

とはいえ、ニートの中には学校にも会社などの組織にも属さないため、不安と焦りで悩んでいる層がとても多いのも事実です。

ニートになる原因

ニートになってしまう原因は何でしょうか?厚生労働省委託で行われた2007年の調査『ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究』によると、家庭の年収には大きな差がないことがわかりました。

イギリスでの調査は、NEETは低所得者層が多かったとされましたが、日本においては、家庭の収入には因果関係はあまり見られなかったようです。

全体的にニートになる原因の共通点というのはみられなかったようですが、学校の中退や会社での短期退職、終活が上手くいかなかったなどがきっかけでニートになってしまうケースも多くあったそうです。

また、過去にいじめや不登校経験がある割合も高いという結果もあったそうです。どちらにしろ、ニートになってしまう際に、精神的な悩みがあるということは間違いなさそうです。

ニートの学歴の割合

ニートになってしまうのに最終学歴は関係あるのでしょうか?東京大学大学院の本田由紀教授の見解によると、中学3年時の成績を調査した結果、ニートと名付けられている人の成績はそれほどはっきりと悪いというわけではなかったそうです。

しかし、厚生労働省が行った調査によると、最終学歴を調べてみると、学歴ごとにニートの数が変わってきたということが明らかになりました。

下の図が表しているように、中卒者(高校中退者も含む)の方が、圧倒的にニートになってしまう確率が高いという結果になりました。次いで高卒者、大卒者という順でニートの数が変わっていっています。

中卒者にニートが多いという理由としては、中卒だと働ける職種が限られてくるというのも一つですが、中卒だと資格や免許に制限がかかったり、職業訓練校などにも学歴の条件に合わないことから、スキルアップやキャリアアップも望めないということから、働く所を選べないという状況も伺えます。

※参考:
・労働政策研究・研修機構「平成19年版就業構造基本調査-若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」
・厚生労働省 職業能力開発局 キャリア形成支援室「勤労青少年を取り巻く現状について」
・日本の人事部「働く意欲のない「ニート」は10年前から増えていない」

ニートが働かない理由とは何か?

ニートに対する一般的なイメージとしては、「働かない怠け者」「世間をなめてる」などが挙げられます。悪いイメージが先行してしまっているために、働かない理由として考えられるのが「働くのが面倒くさいから」「親がお金を出資しているから働く必要がない」という理由。

実際の所、ニートが働かない理由は何なのでしょうか。労働政策研究・研修機構の調査によると、ニートが働けない(求職活動できない)理由で最も多かったのは「病気や怪我でできない」ということです。次いで多いのが「資格取得などの勉強中のため」が挙げられました。

※参考:労働政策研究・研修機構「平成19年版就業構造基本調査-若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」

他にも「知識や能力に自信がない」も挙げられますが、これらの結果から、『働きたくないから』というよりは、『働けない理由があるから働けない』という事ができます。

ニートの8割は働きたい!?

厚生労働省のニートの定義というのは、「働く意思がない」ということがニートの条件でした。では、ニートと認定された人は、本当に働きたくないのでしょうか?

2008年に横浜市の「子ども青少年局」が市内在住の750人のニートを対象に実態調査を行いました。すると80%を超えるニートが「働きたい」という意思があると答えたそうです。逆に言うと、約2割のニートしか「働く意思がなかった」ということもできます。

また、先ほどご紹介した東京大学大学院の本田由紀教授によると、ニートとされている人に「現在何をしていますか」という質問をしたところ「特に何もしていない」と答えた人は3分の1だけで、他の3分の2の層は進学や留学、資格取得に向けて一生懸命勉強をしているというのが実態だったそうです。

ここで言えることは、「ニートは怠け者で働きたくない人」という世間一般のニート像は、ごく一部のニート層であって、ほとんどのニートとされる人は、働きたいという希望があり、また、一生懸命努力している層ということができます。

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まとめ

  • ニートの語源はイギリスから
  • ニートという言葉は日本で2003年から使われ始めた
  • ニートになるきっかけは中退や会社の退職、いじめや不登校など多岐にわたる
  • ニートの最終学歴で最も多いのは中卒(高校中退を含む)
  • ニートが働けない理由で最も多いのは病気や怪我のために働けないから
  • ニートの実態調査によると8割以上のニートが働く意思がある

ニートという言葉が日本に入ってきて、マスメディアの影響でニートに対するイメージは最悪になってしまいました。

実際の所、ニートになってしまって困っている人は、学校の中退や会社の退職、いじめや不登校などがきっかけで、職場から離れてしまい、職場復帰するきっかけがつかめなくて悩んでいる層も多いのも事実です。

しかし、その一方で、進学や資格取得に向けて努力している層も多いということも事実。全体としては、前向きに就職するために努力している層が多いというのが実態です。

もし周りにニートで困っている人がいれば、就職支援先を紹介してあげるだけでもその人の救いになります。

参考文献
・労働政策研究・研修機構「平成19年版就業構造基本調査-若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」
・厚生労働省 職業能力開発局 キャリア形成支援室「勤労青少年を取り巻く現状について」
・日本の人事部「働く意欲のない「ニート」は10年前から増えていない

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    現在28歳。大学中退後、しばらくニート期間を過ごして短期バイトや派遣を続けていくが、25~26歳まで再度ニートになってしまう。また就活を始め、秘書の正社員として就職する。同じ悩みを持つ方に向けて役に立つ情報を配信中。

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