ニートから営業系に就職かIT系かで迷う!メリット・デメリットをご紹介
ニートの私でも就職できた方法とは?
既卒で無職のニート状態が続いていて、働きたいけど営業系かIT系かで職選びに迷っていて、前に進むことができずに悩んでいませんか?特に既に高校を卒業している場合は、進路支援もしてもらえず、未就職のままだと誰にも相談できません。
高卒後に未就職で困っている人も多いです。例えば、高卒後、浪人して大学進学を目指していたものの、片親で育ててもらっていた母親が病気になってしまい経済的にも大学進学を家庭の事情で諦めることに。既に高校を卒業しているので、進路支援もしてもらえず、未就職のまま気づけば23歳。
高卒でニート期間が5年近く経ってしまうと、選べる仕事も減ってしまいます。特に就きたい仕事もあるわけではなく、目指すべきものもわからない中で、スーツを着てビルやオフィスで働きたいという憧れはあるので、なんとなく営業系がいいかなというイメージは持っている一方で、手に職をつけられるIT系の仕事がいいかなと迷っている状態。働いて人生を変えたいのに、職選びに慎重になりすぎて一向に前に進まない。
確かに一度道を選んでしまうと後戻りできないと悩んでいるかもしれませんが、これ以上無職のニート期間が続くことの方がリスクです。私も過去にニート歴がありましたが、色々な就活を試して最適な就職方法を見つけて、正社員になることができました。
この記事では、ブランクがある状態から営業系かIT系の仕事に就職する場合、それぞれの職種のメリットとデメリットを整理することで、あなたが少しでも前進できるような内容をご紹介しています。参考にしていただけると幸いです。
ニートから営業・IT系以外に就職しやすい職種とは?
私も過去にニート歴があって、どういう職種であれば就職しやすいのか、その中でも自分に合った仕事は何なのかを考えて、ハロワやジョブカフェ、転職エージェントなどに何度も相談した経験があります。
その結果、ブランクがあって、仕事未経験でも就職しやすい職種は、建設業、介護、不動産、飲食、そしてIT系の分野です。営業職というのは、どの職種でも必要な職種なので、営業系の求人はどこでも人材不足で就職しやすいということでした。
実際に求人検索してみると、未経験を歓迎している職種として、IT系や営業系の仕事は本当に多いです。営業の仕事は企業側としては売り上げを立てるために絶対に必要な人員なので、あまり人員削減の対象にはなりにくいです。
また、IT系は業界が急成長している最中なので、アプリやシステム、データベースなどの開発が進んでいるものの、それをメンテナンスして運用するための人員がかなり不足しているのが現状です。
ニートから営業系に就職した時のメリット・デメリット
営業職の特徴は、自分の会社の商品を、相手のニーズを考えてプレゼンしたり売り込んでいく仕事です。例えば、あなたがメルカリの会社に勤めたとします。メルカリは個人が持っている物をインターネット上で個人間で売買することができる会社ですよね。メルカリの営業を担当すると、まだメルカリを知らないお客さんに向けて、メルカリのサイトについて説明して、より多くのお客さんにメルカリサイトを使ってもらうようにする仕事をしていきます。
ただ、「メルカリサイトは良いので使ってくださいね」と会社の都合だけを話してもお客さんは利用してくれません。しかし「お宅の倉庫に使わなくなった衣類や小物が増えてきて邪魔になっていませんか?メルカリサイトなら簡単に要らなくなったものを売れるので、お金にもなりますし、整理整頓ができるので一度お使いになりませんか?」と言われると「じゃぁ利用してみようかな」となります。
営業の仕事は、簡単に言うと、お客さんの持っている問題を解決してあげるようなサービスや商品を販売することなのです。
ニートから営業職に就職した時のメリット
営業職で働くメリットは、営業成果を出せば出すほどインセンティブ報酬といって、お給料に反映されるので、実力次第で高給取りになれます。学歴や経歴ではなく、実績で評価されるので、無職期間があっても挽回できる仕事なのは魅力的です。
営業はお客さんと直接交渉したりコミュニケーションをとっていくので、お客さんの反応が直接返ってくる仕事でもあります。自分が紹介したサービスや商品を通じて、お客さんの持っていた課題が解決されると「あの時は、どうもありがとうございました!お陰様で上手くいっています!」という形で感謝される仕事なので、やりがいも感じられる仕事です。
営業はすべての仕事の基本ともいわれています。会社の売り上げに直接貢献する仕事なので、会社の花形とも言えます。コミュニケーションを基本に人と接していくので、コミュニケーション能力は嫌でも上がっていきます。私の知り合いで、高校時代まで人見知りで、コミュニケーションも上手くはない友達がいましたが、その子がなんと営業職に転身。最近話してみると、営業で上手くいってて、意外に営業は慣れてくるものだと言っていました。
つまり、営業を通してビジネスの基礎も学べますし、働く上で最も重要なコミュニケーション能力も養うことができるので、どこの会社でも生かせるスキルを身につけることができる点もメリットです。
ニートから営業職に就職した時のデメリット
営業職のデメリットは、会社によっては、営業のノルマを与えられたりすることもあります。ノルマがある場合、例えば「月に必ず10件は新規のお客さんを開拓してくること」などとノルマ設定されて、ノルマを達成するために計画を立てていくのですが、ノルマがプレッシャーになってしまい心身ともに疲労困憊してしまう人も多くいます。ノルマ設定などは、どうしても会社によってしまうので、就活の際にしっかり条件は聞いておいた方が良いです。
また、お客さんに一番近い存在なので、サービスや商品に不備があった場合クレームが直接きてしまいます。クレームも営業担当が対応するケースが多いです。クレーム対応で疲れてしまう人もいますが、クレームをどう上手く解決するかが重要になります。上手く解決できるとクレームしてきたお客さんの信頼性を更に上げるチャンスでもありますし、営業担当の腕の見せ所でもあります。しかし、ストレス耐性が弱いとどうしても苦手に感じる人は多いです。
最近では国が「働き方改革」と言って、大手企業から残業や働き方を見直しなさいという動きがあるので、数年前よりは残業して働く人を酷使するような大手企業は減ってきましたが、中小企業ではまだまだブラックな性質のある会社は多いです。土日や休みなどを気にせず、お客さん対応を強いる会社であれば、精神的にもキツくなってしまいます。
【ニートから就職する前に】営業職選びで大切なこと
以上、営業のメリットとデメリットを紹介してきましたが、良いか悪いかみる視点も人それぞれで違います。例えば、残業が多くても給料を多くもらえればいいという人もいれば、給料はある一定もらえればいいから残業はない方がいいと言う人もいます。
また、働き方をしっかり考えて労働環境をよくしようという会社もあれば、できるだけ社員を働かせて売り上げを上げようとする会社もあります。どの場合であれ、会社選びに全てがかかってくるので、営業職を選ぶ場合は、会社選びのプロにアドバイスを聞く方が良いです。
ニートからIT職に就職した時のメリット・デメリット
IT系の仕事の種類は幅広いです。IT業界は、全体的にどういった仕事の種類があるかというと、例えば、IT系の会社の営業マンが自社のウェブサイトを作りたいという会社を見つけてきた時、ウェブディレクターと呼ばれる人がお客さんと話し合いを重ねて、どんなウェブサイトを作っていくのかを計画していきます。
その計画を基に、ウェブサイトのデザインをするデザイナー、ロゴや会社のPR文を考えるクリエイター、ウェブサイトを構築するSE(プログラマー)やライターなどが関わってきます。これらのウェブサイト作りに関係する人を総括してまとめる人がプロジェクトマネージャーと呼ばれるリーダーです。
また、IT業界には、インターネットやサーバーといって、インターネットを利用するための環境作りをする人たちも関わっています。インフラエンジニアやネットワークエンジニアと呼ばれる人ですが、インターネット回線が急に止まってしまった場合対応したり、不具合が出ないか見守る人達なども関わってきます。これらの全体の仕事をまとめて「IT職」と呼びます。
ニートからIT職に就職した時のメリット
IT職のメリットは、現在どの業界も成長率は落ちている中で、IT業界だけは急成長を続けていて、まだまだ成長できる要素が多くあるという所です。つまり、IT職で手に職をつけると、IT系の会社であれば転職もしやすく、いきなり会社が倒産してしまったり、解雇されたとしても仕事は続けられるのはメリットです。
また、IT系の職種は人手不足の分野なので、未経験でも研修でスキルを身につけさせてでも雇うという会社が多いです。未経験でもコツコツ勉強して研修を通していくと、誰でも働けるようになるという業界なので、「ITって難しそう・・」と敬遠している人でも、実際にやってみればできてしまうというお仕事です。
IT職は学歴や経歴関係なく、しっかりスキルを身につけていけば昇給や昇格がしやすい業界です。最初は未経験なので、プログラマーから始めて、その後SE(システムエンジニア)として設計や計画に関わることができて、上手く昇格できればディレクターなど、クライアントと交渉や提案、開発プランを立てるという仕事も任されることもあります。
また、ITスキルを身につけておくと、パソコン一つあればどこでも仕事ができるので、お客さんさえいれば、起業することも可能です。IT系の仕事は比較的給料が高いという所も魅力的な点です。
ニートからIT職に就職した時のデメリット
IT職のデメリットは、特にプログラマーやSEなどは、商品の納期に合わせて仕事を進めていくので、時期によって残業があることも多いです。インフラエンジニアやネットワークエンジニアなどの仕事は、見守りや運用することが多く、簡単な仕事で少し暇なので楽ということもありますが、24時間監視しないといけない仕事も多く、夜勤勤務があったりとシフト制の働き方なので、日中だけ働きたいという場合はおすすめできません。
プログラマーやSE系の仕事の場合だと、開発などが進んで次々に新しいシステムが導入されるていくので、学び続ける必要があります。もうこれだけスキルを身につけて勉強してきたからといってのんびりしているとすぐに時代に置いていかれます。
IT系のデメリットとしては、プログラマーやSEの場合、パソコンと睨めっこで作業を続ける時間が多いので、ストレスもかかります。また、資格を取ったりスキルが上がっていなかないと給料も上がりにくく、昇格もしにくいので、実力を上げていかないと肩身の狭い思いをしてしまいます。ある程度学び続ける意欲がIT系の仕事には必要不可欠です。
【ニートから就職する前に】IT職選びで大切なこと
以上、IT職のメリットとデメリットを挙げましたが、IT系は一度スキルを身につけてしまえばどこの会社でも通用するので、もし会社の待遇や給料の条件が悪くなったとしても、転職しやすいのでキャリアアップがしやすい所も魅力的です。
しかし、未経験でも入れるからIT業界に入ったという理由で、勉強したりスキルを磨いたりしなければ、転職も厳しく、会社のお荷物になることもあるので、その点は注意しなければいけません。IT職で会社を選ぶときは、まだまだブラック企業も多く、残業を気にせず強いてくる会社もあるので、会社選びには一番注意する必要があります。
ニートから営業系かIT系でまだ迷っているなら【合わせ技を使え!?】
もし、まだ営業系かIT系かで迷っているようであれば、営業とITをミックスしたような求人を選ぶといいですよ。
例えば、IT系のプログラマーの求人で、会社の研修が優れているので、プログラマーからSE(システムエンジニア)になった後、商品の知識があるので、後々は営業担当として任される仕事もありました。知らないだけで世の中にはいろんな仕事があります。
ニートから営業・IT系に最短で就職する方法とは?
私がニートから就職できたきっかけはエージェントでした。私も無職のニート期間があったので、就職サイトに登録したり、ハローワークやジョブカフェに行ったりと、ニート生活を抜け出すためにできる限りのことはやってきました。
結果、就職サイトだと無職期間があるため書類選考や面接でパスできずに苦労しましたし、ハローワークやジョブカフェは最近から個別で就職相談できるようになった点は良いのですが、求人選びの際は自分で調べないといけないので、ブラック求人を選んでしまう可能性も高くて、選ぶことができませんでした。
ハローワークやジョブカフェなどの公的機関は求人数は多いものの、実際に企業に訪問したり取材などはしていないので、「この求人はどう思いますか?」と聞いても、求人票に書かれてあることしか見ないので、ブラック企業であっても「この条件であれば良いと思いますよ」と言われてしまうことも度々あります。
求人選びができないまま、ニートから就職できず困っていると転職エージェントという存在を知りました。転職エージェントは利用者の希望を聴いた上で、提携先の企業を紹介してくれるマッチングサービスがあります。マッチングをしてもらったのがきっかけで、私の場合は就職先が決まりました。
ニートの就職に強い転職エージェントとは?
転職エージェントを利用すると、ブラック企業を選ぶ可能性もハローワークなどと比べて圧倒的に確率は低いです。その理由としては、転職エージェントが提携している会社は、取材をして離職率の低い会社に厳選してくれているので、そもそも求人の中にブラック企業が含まれている率が少ないのです。エージェントの中には就職後の定着率が94.3%というエージェントもあるほどです。
また、転職エージェントの利用は無料で、就職成功率も高い所で96%という所もあったり、就職までのスピードも早いエージェントで1週間、遅くても1ヵ月ほどで決まってきます。営業系の求人は多く取り扱っていますが、IT系の求人だと東京が断トツで多く、また北海道や東北地域でも求人は多いです。
東京でIT系への就職を狙うのであれば、私も数多くのエージェントを利用してきましたが、未経験からでも96.2%の就職率という実績がある「プロエンジニア」というエージェントが一番良かったです。
東京以外の地域であれば、就職Shopがエージェントの中では利用してみてサポートも求人の質も両方良かったです。
まとめ
・営業に就職するメリットは実力次第で給料も高く、コミュニケーションスキルが身につく
・営業に就職するデメリットはクレーム対応や、会社選びで失敗すると休みなしの残業が多いことも
・ITに就職するメリットは手に職がつくので転職がしやすく、給与や待遇面も良い職種
・ITに就職するデメリットはシフト制の多い仕事なので夜勤もあったり、残業が多いこともある
・ニートから就職する場合、転職エージェントの方が定着率の高い会社を紹介してもらえる
高校卒業後から無職という経歴が不安で、就職活動への一歩が踏み出せない気持ちはよくわかります。そのせいでニート期間が長引いてしまった方は多いです。今は営業かITかで心が揺れていて、どっちにしようか慎重になりすぎて前に進むことができないので、まずは相談してみるのはいかがでしょうか。
迷っていても答えは出てくるものでもありません。逆に相談するとITと営業を合わせたような求人も存在するので、就職相談のプロに相談することがニートを抜け出すための最短ルートです。私もいろんな就職支援施設を利用してきましたが、転職エージェントの方が今の悩みであれば最適です。この迷っている時間はもったいないです。あなたなら大丈夫です。応援しています。
ニートから正社員になる就職成功率が最も高い方法とは?