千葉県にあるニートの就職支援で最も就職成功率が高い場所とは?
ニートの私でも就職できた方法とは?
現在28歳。大学中退後、しばらくニート期間を過ごして短期バイトや派遣を続けていくが、25~26歳まで再度ニートになってしまう。合計2年のニート歴がある中、26歳で就活を始め、秘書の正社員として就職する。同じ悩みを持つ方に向けて役に立つ情報を配信中。
ニートになってしまう理由も人それぞれです。例えば、
しかし、このまま悩んでいても現状が変わることはありません。ブランクが長引けば、正社員としての就職も難しくなります。厚生労働省の「ニート・フリーターから正社員になる就職率」を調べた調査結果によると、既卒3年以上ニートやフリーター状態が続いていると、男性の就職率は48.9%、女性だと就職率が38.3%と、かなり不利になっています。
最近の新卒者の就職率が98%を超えているので、ブランクが長いだけで就職できる可能性がどれだけ低くなっているかがわかります。これ以上ブランクを長くしていくのはよくありません。いち早くニート状態を抜け出すためには、千葉県内で今のあなたに合った就職支援場所を見つけることが最重要です。
ニート歴がある場合、就職活動にコツが必要なので、私の失敗談も踏まえながら、千葉県内のどういった就職支援施設を利用すれば正社員になりやすいのかをご紹介していきます。
【千葉県の就職支援相談その1】ニートからの就職成功率No.1は「就職エージェント」
就職エージェントの特徴的な所が、民間の機関でしかできないサービスがある点です。民間でしかできないサービスとは、マッチングサービスです。就職エージェントでは個別の担当者がついた就職相談や応募書類添削、面接対策、就職セミナー、企業説明会・相談会、合同企業面接会などのサービスを受けることができます。
マッチングサービスは、これらに加えて、「あなたにはこの会社が合っていると思いますよ」という感じで、自分に最適な会社をいくつか選択肢として出してくれて、その中から面接していく会社を選ぶという流れです。
「これの何がいいの?」と思うかもしれませんが、就職活動を進めていけばわかりますが、求人探しは本当に時間がかかってしまいます。ジョブカフェやハローワークでは求人探しは手伝ってくれません。
なぜなら、公的機関は、公平性を保つために、「この職種が合っていると思います、この会社が合っていると思います」といった特定の業種や会社を個人に紹介することはできないことになっています。そのためハローワークなどで就活をすると、最低でも就職までに3~6か月はかかってしまいます。
就職エージェントの強みとしては、毎日のように提携企業の人事担当者とやりとりをしていて、提携する時は必ず会社に取材にいきます。そのため会社の社風や理念、雰囲気、人柄等を肌で感じることができるので、マッチングの際にも、「こういった希望であれば、あの会社が一番いいんじゃないか」と最適な会社を紹介してくれます。
マッチングサービスも良い点なのですが、就職エージェントを利用するメリットとしては、ブラック企業を徹底的に排除していて、就職までのスピードが断トツで早いという所です。実際、訪問取材して、ブラック要素のある会社とは提携しないと線引きしている点はエージェントの良い点です。
そのため、就職エージェントから紹介してもらった会社に就職した場合、就職後の定着率が自分で就職活動を進めて就職するよりも高いのです。つまり、長く働ける会社に就職しやすいという点がエージェントを利用するメリットです。
就職エージェントをおすすめできない場合もある
就職エージェントを利用するメリットは多いように感じるかと思いますが、デメリットもあります。就職エージェントは何といっても民間企業です。民間企業という特性上、売り上げを出して利益を追求しなくてはいけません。そのため、できるだけ早く利用者を企業に紹介していかないと利益は生まれないので、エージェントによっては、あまり利用者の希望を聞かないうちに、さっさと企業に繋げるエージェントもあります。
就職までのスピードが1ヵ月以内に決まることがほとんどなので、利用者によっては「なんか会社選びを急かされている気がする」と感じてしまう人もいます。自分のペースでゆっくりじっくり就職先を選んでいきたい場合は、就職エージェントを利用せず、ジョブカフェやハローワークなどが合ってるでしょう。
ニートに最適な就職エージェントとは?
就職エージェントのような人材紹介会社は全国に約2万社あります。どれでも利用すればいいというわけではありません。しっかり選んで利用しないと、利益を重視した就職エージェントの場合、希望に合っていなくてもただ紹介されて終わってしまうケースもあるので、経済基盤がしっかりしているところを選ばなくてはいけません。
また、就職エージェントは専門性や強みがそれぞれ違っていて、例えば、
☑ 新卒や中途転職者に強い
☑ IT系
☑ 美容系
☑ 外資系
☑ 医療系
など、それぞれのエージェントの特徴は違います。無職のニート期間がある場合は、ニートやフリーター、既卒、高卒に強い就職エージェントの方が良いです。
以下の就職エージェントは、ほぼ書類選考なしで面接を受けることができ、ニート歴があっても問題ありません。提携先の企業が優良企業でブラック企業を排除してくれているので安心して利用できます。
【1位】第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoの強みは、提携先の優良企業数の数が5000社以上(未経験OK)と、就職エージェントの中ではかなり多い方です。また、他エージェントと比べて、平均サポート時間が一番長いので、職務経歴なしで就活未経験でも、スムーズに内定獲得できる点が特徴的です。
提携先の企業数が多いので、職種や業界も自分に合ったところから選びやすいです。例えば、職種は営業系はもちろん、事務系やサービス販売、IT系、コンサル系、法人営業などもあります。
第二新卒エージェントneoの特徴的な点としては、提携先の企業数は多いのですが、これら全ての企業を100%訪問取材しているというところです。取材をしっかりしているということは、マッチングの質が高くなり、結果として就職後の定着率も高くなります。
また、私のような正社員未経験者がよく悩んでしまう職務経歴書や自己PR、志望動機の書き方も、第二新卒エージェントneoの担当者は一緒になって考えてくれたり、推薦書や職務経歴書もプロの視点で代わりに書いてくれたりします。
こういった密なサービスをしてくれるので、書類選考通過率はかなり高く、ほぼ書類選考なしで面接することができのは最大のメリットかもしれません。社会人未経験歓迎の求人が中心で、経歴よりも人柄重視の面接をしてくれる企業を集めています。
・厚生労働省(平成28年度職業紹介事業報告書の集計結果)
・厚生労働省委託事業(職業紹介優良事業者認定制度ホームページより)
・厚生労働省(新規学卒就職者の離職状況 平成26年3月卒業者の状況)
【2位】プログラマカレッジ
もし、未経験からIT系への就職に興味があれば、プログラマカレッジを検討してみてください。プログラマカレッジは、無料のプログラミングスクール兼 就職エージェントで、1~3ヶ月のコース受講後に、優良なIT企業を紹介してくれます。
実際に利用してみた感想として、無料なのにコースの質がかなり良くて、提携先の求人先も業界ではNo.1、尚且つ、就職成功率も96.2%と内定にも結び付きやすいという点は、利用する大きなメリットだと感じました。
店舗があるのは東京になりますが、現在は、コロナ予防でオンライン受講も可能です。千葉県内の求人も数は多くありませんが、紹介してくれます。実際にプログラマカレッジに行ってきた体験談も参考にしてみてください。
【3位】ジェイック(JAIC)
JAICの魅力的な点が、就職後の定着率・満足率が94.3%と就職エージェントの中でも断トツで高いところです。ブラック企業であったり、ミスマッチがあったりすると、これほどの数字にはならないので、その点、よりホワイトな環境で就職することができると言い換えることもできます。
平成29年9月に出された厚生労働省の調査では、新規高卒就職者で、3年以内の離職率は40.8%でした。つまり、高卒で入社した会社を3年以内に、5人に2人は辞めているという結果です。この統計を考えると、自分で進める就職活動よりも、JAICの就職後の定着率94.3%の凄さがわかるかと思います。
また、JAICは全国2万社ある人材紹介会社の中で43社しか認定されていない、厚生労働省委託が決める「職業紹介優良事業者」に認定されています。この認定は、どんなに大手であってもなかなか取得することは難しく、厳しい条件をクリアしている事業者しか認定されません。マッチング成功率はもちろん、就職後のサポートもしっかりしていて、利用者の満足度が高いという証でもあります。
ジェイックが企業と提携する際は、企業に訪問したり取材したりしているので、担当者の求人に対する理解力が高く、ミスマッチが起こりにくいのも良い点です。無料の就職講座を受けると、誰でも必ず20~30社の企業と書類選考なしで面接を受けることができるので、その中から就職先が選べるのはジェックオリジナルの就職支援といえます。
ただ、ジェイックの就職支援は千葉県内でもトップクラスで良いのですが、千葉県内での就職支援は期間限定というのが残念な点です。今月中にも千葉県での就職支援が受けられなくなる可能性が高いので、無料の説明会に登録だけしておく方がいいでしょう。ジェイックでは毎週無料の説明会を開催しています。
説明会に参加して、ジェイックを利用しないと断っても、しつこい勧誘や電話が来ることはないので、その点は心配無用です。千葉県での就職支援期間が短いのが残念な点ではありますが、説明会に登録しておくだけで、支援は受けられるということなので、早めに登録だけは済ませておきましょう。
実際に、先週まで熊本県の支援を行っていましたが、今週から支援を打ち切っていたということが起きています。もし、説明会やジェイックの支援内容を事前に知りたいという方は、私が実際にジェイックに行ってきた本音の体験談を下の記事にまとめています。
⇒ジェイックに実際行って利用してきた感想を良い所も悪い所もまとめて暴露
【4位】就職Shop
就職Shopの魅力的な点は、就職エージェントの中でも断トツで提携先の優良企業が多く、8500社と提携しています。また、就職Shopの認知度は高く、過去の利用者数も10万人と就職エージェントの中でNo.1です。
これだけの人気がある理由としては、就職エージェントを運営している母体がリクルートグループの最大手ということもあり、求人数も多いので、より希望に合った就職先を紹介してもらいやすいという点が挙げられます。
これだけ提携先企業が多くても、100%取材しているので、利用者に企業を紹介する際のミスマッチも起こりにくい分、就職後の離職率も低いのは就職Shopの良い点です。
また、就職成功者の7割が正社員経験が1年未満なので、仕事未経験でも問題なく就職できています。公務員試験に落ちてしまって、進路変更するケースの場合も、希望の職種に就ける人も数多くいるので、その点は安心できます。
【千葉県の就職支援場所その2】ジョブカフェちば×ふなばし新卒応援ハローワーク
無職のニート期間があっても、これから本格的に就職活動を始めたいというのであれば千葉県船橋市にある「ジョブカフェちば」と「ふなばし新卒応援ハローワーク」を併設している就職支援施設がおすすめです。
ジョブカフェの機能と新卒応援ハローワークの機能のおいしい所を同時に利用できるところは全国を探してもほとんどありません。
船橋市まで通うことが可能であれば多少遠くても「ジョブカフェちば」×「ふなばし新卒応援ハローワーク」を利用した方がいいです。利用の仕方としては、既卒3年未満であれば「ふなばし新卒応援ハローワーク」、既卒3年以上であれば「ジョブカフェちば」の利用になります。
「ジョブカフェちば」とは?
「ジョブカフェちば」とは、千葉県が主体となって運営している30代までの若年層を対象とした就職支援施設です。施設の雰囲気はとても明るく、気軽に立ち寄りやすい感じなので、ハローワークのあの重たい感じがないのが「ジョブカフェちば」の良い所です。
「ジョブカフェちば」では、就職活動で上手くいくためのノウハウが詰まった就職セミナーで就活力をつけていきます。定員が8名~10名の少人数で進めていくので、人数が少ない分ほかの所と比べても質が高いです。
セミナー内容は主に、
☑ 応募書類の書き方
☑ 自己分析
☑ 面接のマナーや練習
などをグループワークを通してスキルを身につけていきます。
またジョブカフェちばは、毎月数回、企業の人事担当者が直接訪問してくれて行う、就職企業説明会があるところです。
アナログな就職活動とは、直接人事担当者と触れ合う機会をもつことが大事です。説明会は相談会も兼ねているので、
と悩みを相談してみるといいですよ。
人事担当者も機械ではなく「人」なので、学歴や職歴がなくてもその人のやる気を感じられれば、「この人は可能性ありそうだな」と感じてくれて、面接後採用してくれる可能性も大いにしてあります。
ジョブカフェでは主に千葉県内の企業に特化した求人情報を集めているので、地域の就職に強いです。また、「ジョブカフェちば」ではハローワークの全国の求人情報も検索できるので、ジョブカフェの弱点を克服しているので、千葉県の就職を支援してくれる施設としてはかなり心強いです。
しかし、ジョブカフェにはデメリットも。ジョブカフェは千葉県が運営していますが、千葉県内の企業であれば無料で求人を掲載することができます。そのため、ブラック会社も多く含まれているので、就職する際にブラック企業に就職してしまう可能性があるということです。
せっかく努力して就職できた会社がブラックで、短期で退職してしまうと、ニート歴があった後に短期退職の職歴がつくので、次に就職するのは本当に困難になります。
実際、ジョブカフェの就職相談員が企業に訪問したり取材しているわけではないので、どうしても求人票をみてのアドバイスしかしてくれないのがジョブカフェの弱点でもあります。
「ふなばし新卒応援ハローワーク」とは?
「ふなばし新卒応援ハローワーク」は、既卒3年未満であれば利用できますが、「ジョブカフェちば」の就職セミナーや企業説明会にも参加できますし、「ふなばし新卒応援ハローワーク」の一番の強みは、新卒枠の求人を紹介してくれる点です。
ジョブカフェちばと同じで、個別の担当者がつくので、就職活動の準備もかなりみっちりやってくれます。就職セミナーや企業説明会なども自由に参加できるので、就職活動が初めてであってもイチから学んでいくことができます。
しかし、「ふなばし新卒応援ハローワーク」で新卒者枠の求人を紹介してもらえるといっても、応募はできますが、内定がもらえるというのは別です。実際、企業側も既卒3年以内であれば応募を受け付けていますが、ブランクがある時点で内定を出していないという事実があります。
新卒応援ハローワークを利用できても、企業側のニートやフリーターに対するイメージが悪いままなので、結局は採用されにくいのです。また、ハローワークの求人もブラック企業を排除できていないため、ブラック企業を選択してしまう可能性があります。ブラック企業を避けるためには、担当者が企業を訪問して取材したりしない限りは、難しいと言えます。
担当者の職種や業種などの知識は広く浅いのですが、ニートの就活の専門性がなかったり、業界に精通しているわけではないので、専門的なアドバイスは期待できません。ジョブカフェの就職説明会やセミナーなどはいいのですが、求人選びについてはオススメできません。
電話:047-426-8471
営業時間:月~金(9時~18時)
※土日・祝日休み
【千葉県の就職支援場所その3】その他のハローワーク
船橋市のハローワークまで通うことが難しい場合は、千葉市や松戸市にも「新卒応援ハローワーク」はあります。ハローワークはどこよりも求人数が多く、書類添削や面接対策等もサポートしてくれるのは利用するメリットです。
しかし、ハローワークの求人の中にはブラック企業が多く含まれているというのは有名な話です。実際に、ハローワークを通して就職先が決まり、フタを開けてみればブラック企業で短期で辞めてしまった人も後を絶ちません。
これは、ハローワークの相談員に問題があるのではなく、単純に、求人票に書いてあることと、実際の内容があまりのもかけ離れていることが原因のことが多いです。最近では超売り手市場と言われていて、企業側は簡単に人材を確保できません。
そのため、求人票にある程度いいことを書かないと人材が集まらないため、残業や土日出勤、昇給がないなどの悪条件があるにも関わらず、いいように求人票に記載します。もし就職相談員が企業に訪問したり取材すればすぐにブラック企業認定できてしまいますが、ハローワークもお役所仕事。全ての求人を把握することはできません。
また、ハローワークの利用は、ある程度自分で職業研究を進めたり、求人票を見極める方法を研究したりしないと、良い求人を見つけることはできません。その点、ハローワークの就活はニートにお勧めできないのです。
所在地:千葉県千葉市美浜区幸町1-1-3
電話:043-242-1181(内線45♯)
営業時間:平日(8時半~17時15分)
【まつど新卒応援ハローワーク】
所在地:千葉県松戸市松戸1307-1(松戸ビル3階)
電話:047-367-8609(内線48♯)
営業時間:月~金(8時半~17時15分)
既卒3年以上であれば、「新卒応援ハローワーク」ではなく、「わかものハローワーク」の就職支援枠になります。千葉県内の「わかものハローワーク」は柏市に1つあります。本当は船橋市がお勧めですが、通えない場合は、以下の柏市にある「柏わかものハローワーク」を利用してみてください。
所在地:千葉県柏市柏4-8-1(柏東口金子ビル3階)
電話:04-7166-8611
営業時間:月~金(10時~19時)
【千葉県の就職支援場所その4】サポステ
地域若者サポートステーションは通称「サポステ」と呼ばれています。サポステとは、働くことに恐怖や強い不安がある時、いきなり就職だと心のハードルが高すぎるので、まずは就職する前の心や体を準備していくことを支援してくれる施設です。
就職相談の前に、悩みや不安事をまず相談したという場合は、サポステの利用がおすすめです。社会人経験がなく、ニート期間があると自信がないことがほとんどなので、個別のカウンセリングや社会人基礎力を付けるための講座、職場体験などをスモールステップで始めていきます。
サポステを利用する上での注意点としては、正社員を最初から目指すというよりは、パートやバイトに繋げることがほとんどで、正社員に就職する人はサポステの場合少ないです。また、就職先の斡旋を行っていないため、就職しにくいというのが現状です。
サポステを利用する人は、
☑ 長い間働いた経験がない
☑ 対人関係にトラウマを抱えている
☑ 普通にコミュニケーションがとれない
☑ 外に出るのが怖い
☑ 昼夜逆転で生活リズムを崩している
☑ 就職ではなくまずは社会復帰からしたい
という方が多く利用しています。社会復帰することから順序良くバイトなどに繋げていくというイメージです。職場体験もプログラムの最後に入れることも多いです。
「今の引きこもり状態から少しでも早く脱出してバイトでもパートでもまずは働きたい」という場合は、サポステが最も最適です。そんなときは、いきなり正社員になることはプレッシャーが強すぎますし、短時間から始められるアルバイトから始めた方がいいでしょう。
以下は、千葉県内にある8つのサポステです。それぞれのサポステの特徴をまとめたので、興味があればぜひ利用してみてください。サポステの利用は基本的には無料ですが、プログラムによっては有料のものがあります(合宿型のプログラムが有料になることが多い)。
【市川市】いちかわ・うらやす若者サポートステーション
いちかわ・うらやす若者サポートステーションは通称「いちうらサポステ」と呼ばれています。「いちうらサポステ」の特徴的な点が、無料パソコン講座と3か月の集中訓練プログラムです。無料パソコン講座はワードやエクセルなどの基礎的なパソコンスキルを短期間で身に着けることができます。
また、集中訓練プログラムは、就職する前に生活リズムを取り戻しながら、ビジネスマナーや社会人基礎スキルを身につけ、職場体験や職業適性検査等を受けながら、自分に合った仕事を探していくプログラムです。同じ悩みを持った仲間(定員5名)と生活をしていくので、励まし合いながら進めていくことができます。
「いちうらサポステ」の最大のポイントは、「職場見学」と「職場体験」です。職場見学だと、例えば商店や車の整備工場、内職、物流倉庫の仕事、ポスティング、学童保育や障碍者施設などの見学ができます。
職場体験は、週に1日だけのものや、週20時間以上の仕事体験もあります。1~4週間(週20時間以上)の職場体験は「チャレンジ体験」と呼ばれていて、チャレンジ体験終了後、企業側が認めてくれたらそのまま就職できるというプログラムもあるのは魅力的です。
電話:047-395-3053
営業時間:火~土(10時~17時)
※日・月・祝日休み
【柏市】かしわ地域若者サポートステーション
かしわ地域若者サポートステーションの特徴的な点が、ワードやエクセル、パワーポイントなどの無料のパソコン講座に加えて、ウェブデザインの基本も学ぶことができます。職場見学・職場体験では物流倉庫のピッキングや塗装加工などのものづくり、カステラ作り、建築事務所のデスクワークなどを体験できます。
かしわ地域若者サポートステーションは仕事探しの就職支援にも力を入れていて、ハローワークに一緒に行ってくれて、ハローワークの使い方を理解したり、年に2~3回求人募集をしている協力企業7~8社が集まって合同企業説明会もあるので、直接人事担当者に質問したりすることもできます。その際、職場見学や職場体験に応募することも可能です。
電話:04-7100-1940
営業時間:月~土(9時半~17時)
※日・祝日休み
【成田市】ちば北総地域若者サポートステーション
ちば北総地域若者サポートステーションの特徴的な所は、週に2回の農業体験ができるところです。トマトやナス、いんげんなどの野菜の種まきから収穫までを経験することができます。また、ダーツ講座といって、ダーツでの遊び方なども教えてくれたり、ゲーム的な要素を盛り込んでいるので楽しみながら就職に向けた活動を行うことができます。
ケアハウスで高齢者の生活のお手伝いをするボランティアも毎日行っています。また、週に1回の英語を学べる講座も珍しいです。和気あいあいとマイペースでプログラムに参加することができます。
電話:0476-24-7880
営業時間:月~金(10時~18時)
※土日・祝日休み
【木更津市】ちば南部地域若者サポートステーション
ちば南部地域若者サポートステーションは、計画的に1週間先、1ヵ月先の予定を相談員と一緒になって決めていき、6か月以内に就職することを目標にするところが特徴的です。焦らずに、自分に合ったペースで就職準備を進めていきます。
電話:0438-23-3711
営業時間:火~土(9時半~16時半)
※日・月・祝日休み
【船橋市】ふなばし地域若者サポートステーション
ふなばし地域若者サポートステーションの特徴的な点が、高校中退者に向けた高卒認定試験を取るための「学び直し」支援があるところです。パソコン講座の中に基礎的なプログラミングをゲーム感覚で学ぶこともできるので、IT関係の仕事に興味があれば最適です。
電話:047-437-6003
営業時間:火~土(9時~17時)
※日・月・祝日休み
【茂原市】ちば南東部若者サポートステーション
ちば南東部若者サポートステーションの特徴的な所が、時事的な話題やニュースを取り上げて、自分の考えをまとめて発表したり、文章に書いたりするなど、会話の中でコミュニケーション力や文章構成力をつけることができます。
電話:0475-23-5515
営業時間:月~金(9時半~16時半)
【松戸市】まつど地域若者サポートステーション
まつど地域若者サポートステーションの特徴的なところは、年に3回前後「わかもの就職フェア」といって、複数の企業が集まって行う合同企業説明会が開催される点です。こういった説明会は実際にどういう仕事をするのか詳しく説明してくれるので、働いた時のイメージがしやすいです。ビジネスマナーや社会人基礎力を身につけるキャリアアップセミナーに力を入れています。
電話:047-703-8301
営業時間:火~土(9時半~17時)
※日・月・祝日休み
【千葉市】ちば若者サポートステーション
ちば若者サポートステーションでは、ビジネスマナーや自己理解、パソコンスキル、企業研究、面接・電話トレーニングなどを通して、総合的な就職活動のノウハウを身に着けていきます。職場体験では、清掃業務や寝具やベッドメイキングに関するリネン業務、水回りのメインテナンスに関する業務などを体験することができます。
ちば若者サポートステーションの特徴的な点としては、年に数回「合同就職フェア」があるので、複数社の企業の人事担当者の話を直接聞くことができます。
電話:043-351-5531
営業時間:火~土(9時~16時)
※日・月・祝日休み
【注意】ニート歴があるなら就職サイトはNG
ニート歴がある場合、就職サイトを利用した就職活動はやってはいけません。
就職サイトで有名なのは、リクナビやマイナビ、リクナビNEXTやマイナビ転職といったサイトは聞いたことあるのではないでしょうか。しかし、これらの就職サイトは、主に新卒者や中途転職者が登録するサイトなので、無職のニート期間がある時点で書類選考で落とされてしまいます。
就職サイトに求人を載せるためには掲載料がかかります。掲載料がかかる分、企業側は優秀な人材から選ぼうとするので、応募書類に「職歴なし、既卒からしばらく無職」という情報があると、どんなに人柄がよくても落とされてしまうというのが現状です。
確かに、就職サイトを利用した就職活動は便利で楽ですが、ブランクがあると、就職までのスピードが遅くなるだけですし、応募書類や面接で落とされるのは自信を失うだけなので、就職サイトは以上の理由からおすすめできません。
・職歴や学歴を重視する傾向にあるので書類選考で落とされやすい
ニートの就活の基本は足とプロを使うこと!?
最も、確実で、効果的な就活方法は、足を使って就職支援してもらえる場所に行って、対面で相談することです。足を使うアナログな就職活動だと、企業の就職説明会や就職セミナー、就職相談会、書類選考なしの面接会などがあるので、書類選考よりも人柄重視の面接になる傾向が高いです。
それゆえ、高校卒業後に大学受験などの期間がニート期間だと人事担当者には説明もできますし、人柄も対面だと相手に伝わりやすいので、より最短で就職がきまります。
熟練のキャリアコンサルタントのお話しを聞くと、人事担当者は、実は、書類選考で人選していく方法は好きでない人がほとんどで、面接で選びたい人が多いということです。理由としては、書類選考で人を見抜くことはできないからだそうです。
まとめ
【就職支援場所その1】千葉県内の地域若者サポートステーション(サポステ)
【就職支援場所その2】ジョブカフェちば×ふなばし新卒応援ハローワーク
【就職支援場所その3】千葉県内のその他のハローワーク支援場所
【就職支援場所その4】千葉県内の就職エージェントは第二新卒neo、プログラマカレッジ、ジェイック
就活が上手くいかないと、自信もなくしてしまいますし、就職なんかできっこないと思ってしまう気持ちはすごくわかります。しかし、あなたの現状を理解してくれて、受け入れてくれる会社は山ほどあります。一人で悩んでいたことも、相談してみれば、今まで悩んでいたことが嘘のような実情も知ることができますよ。
私もニート期間中は辛かったです。早く働きたいけど、就職できるか不安だし、雇ってくれる会社はないだろうと決め込んでいました。面接もたくさん受けてきましたが、ほぼ壊滅状態ということもあって自信喪失していました。しかし、やり方が間違っていたので、面接に受からなかったですし、上の方法を試せば、もっと早く就職できていました。
ブランクの期間が長引けば長引くほど、選べる仕事も限られてきますし、本当に手遅れになってしまいます。焦らずに自分のペースで就職活動していくことは大切です。その一歩を踏み出すだけでも、心が軽くなりますよ。
・厚生労働省(平成28年度職業紹介事業報告書の集計結果)
・厚生労働省委託事業(職業紹介優良事業者認定制度ホームページより)
・厚生労働省(新規学卒就職者の離職状況 平成26年3月卒業者の状況)